*この情報は2024/5/13時点の情報に基づき記載しています。
・開業をしようとしている人
「性能を炸裂させろ!!」
こんにちは、税理士の岩本隆一です。
今回は、私が
創業融資は2段階で受けなさい
と主張する理由についてお話します。
2段階とは
創業融資とは、開業時に受ける融資です。
開業前でも受けることができますが、できれば
開業前に借りましょう。
そして
2段階で借りましょう。
二段階とは
・まず(事業開始前に)日本政策金融公庫で借りて
・(事業開始後に)地銀や信金などの金融機関でも借りる
ということです。
日本政策金融公庫は開業後2年まで借りることができますが、地銀や信金などの創業融資制度は開業後5年まで借りることができます。
この借りられる期間の差を利用します。
日本政策金融公庫の創業融資制度
日本政策金融公庫の創業融資制度はこちらです。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/sogyoyushi.html
利率は低かったり、返済期間が短い、(保証率は上がりますが)無担保で融資を受けられたりします。
ちなみに対象者は下記のどちらかに当てはまる人です。
・新たに事業を始める方
・事業開始後税務申告を2期終えていない方
地銀・信金の創業融資制度
地銀・信金の創業融資制度はこちらです。(保証制度となっているので少し違う感じがしますが、実質的には一緒です。)
https://www.cgc-tokyo.or.jp/info/juyou/startup_0315.files/startup_soshutsuhosho_leaf0315.pdf
担保や保証人がいらないのは嬉しいですね。
ちなみに対象者はこちらの方です。
https://www.cgc-tokyo.or.jp/info/juyou/startup_0315.files/startup_soshutsuhosho_leaf0315.pdf
問題にならないの?
日本政策金融公庫と地銀・信金の両方で融資を受けた場合、「金融機関に詐欺と思われる」んじゃないかとご不安な方がいるかと思います。
安心してください
全く問題ありません
まとめ
今回は創業融資は2段階で受けなさいと主張する理由について解説しました。
まとめると下記の通りです。
・日本政策金融公庫と地銀・信金で2種類の融資制度がある。
・まずは日本政策金融公庫から借りる。
・両方借りても問題なし。
今回もお読みいただきましてありがとうございました。