*この情報は2024/6/5時点の情報に基づき記載しています。
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「性能を炸裂させろ!!」
こんにちは、税理士の岩本隆一です。
今回は、
消費税の軽減税率
について解説していきます。
インボイス制度が出来た元凶です。
消費税の軽減税率とは
消費税の軽減税率とは、
通常の税率より低い税率
のことです。
特定の品目を売買した場合に適用されます。
通常の税率は10%で、軽減税率は8%です。
通常の税率10% → 軽減税率8%
税率が2%下がりますが、恩恵を感じている人は少ないと思います。
軽減税率になる品目とは
軽減税率の対象になるものは下記のものです。
・飲食料品(酒類と外食を除く)
・新聞(定期購読契約が締結された週2回以上発行されるモノに限る。)
なぜ新聞が対象になるのか改正当時は議論になりました。
軽減税率か判断する方法
支払った経費が軽減税率に該当するか判断する方法は
インボイスを確認
することです。
インボイスは、下記の画像のように必ず軽減税率の対象金額を記載しています。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0022001-174.pdf
標準税率と軽減税率が混在することにより、正しく税率を把握するためにインボイスができました。
具体例
軽減税率になるものの具体例は下記の通りです。
・食べ物の手土産
・配達される新聞
・スーパーで購入する食材
・テイクアウトした食べ物
軽減税率にならないものは下記の通りです。
・電子配信の新聞
・酒
・外食
・ケータリング
・医薬品
会計ソフトでの処理方法
各会計ソフトでの処理方法を紹介します。
freee
税区分で課対仕入8%(軽)を選択します。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/360029053052-%E5%8B%98%E5%AE%9A%E7%A7%91%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%A8%8E%E5%8C%BA%E5%88%86%E3%82%92%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B
マネーフォワード
税区分で課仕8%(軽)を選択します。
弥生会計
消費税率で8%(軽)を選択してください。
まとめ
今回は消費税の軽減税率について解説しました。
まとめると下記の通りです。
・消費税の軽減税率は8%
・食料品と新聞が対象
・軽減税率の対象かどうかはインボイスで確認できる
今回もお読みいただきましてありがとうございました。
よい一日を!!