住民税

【誤解している人が多い】副業20万円以下は確定申告しなくてもいいと思ってたら、役所に怒られることがある【20万円ルール】

*この情報は2024/5/21時点の情報に基づき記載しています。

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・副業を支払う方

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こんにちは、税理士の岩本隆一です。

今回は、

副業の所得が20万円以下の場合は、確定申告しなくてもいいか

という論点について解説していきます。

地方税は申告しないといけません。

20万円ルール

(ざっくり言えば)会社員は副業の所得が20万円以下であれば、

所得税

の確定申告

しなくていいです。

大部分の給与所得者の方は、給与の支払者が行う年末調整によって所得税額が確定し、納税も完了しますから、確定申告の必要はありません。

しかし、給与所得者であっても次のいずれかに当てはまる人(確定申告をすれば税金が還付される人は除きます。)は、確定申告をしなければなりません。

(中略)

2 1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得および退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm

でも、

住民税

の確定申告は

しないといけません。

合計額が20万円以下の場合には、原則確定申告は不要ですが、市民税・県民税の申告は必要となります。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/koseki-zei-hoken/zeikin/y-shizei/kojin-shiminzei-kenminzei/kojin-shiminzei-shosai/shiminzei-shinkoku.html

副業が雑所得に該当する場合です。

申告義務はないけど、申告した方がいい場合

源泉所得税が還付される場合には、所得税の確定申告義務がなくても申告したほうがいいです。

具体的には

副業の報酬が源泉徴収されている

場合には申告した方がいいケースがあります。

還付を受けることができる場合ですね

フローチャート

給与所得(会社員給与)+雑所得(副業収入)がある人を想定しています。

まとめ

今回は副業の所得が20万円以下の場合は、確定申告しなくてもいいかという論点について解説しました。

まとめると下記の通りです。

・副業の所得が20万円以下であれば、所得税の確定申告はしなくていい

・でも、住民税の確定申告は必要

・還付があるときは所得税の確定申告をしたほうがいい

今回もお読みいただきましてありがとうございました。

よい一日を!!