法人税

【要確認】予定納税の納付方法について【法人税・地方法人税】

*この情報は2024/6/3時点の情報に基づき記載しています。

この記事がオススメの方

・予定納税がある法人

「性能を炸裂させろ!!」

こんにちは、税理士の岩本隆一です。

今回は、

予定納税の納付方法

について解説していきます。

2024年5月から納付の方法が変わります。

税務署が納付書を送らなくなった

税務署が、2024年5月から法人税地方法人税の予定納税の納付書を

送らなくなりました。

ちなみに法人税の納付がある法人は、地方法人税の納付もあります。

ただし、紙の納付書で納付書で納付している法人には、従来通り納付書を送るようです。

詳しくは下記記事に記載しています。

廃止しないでほしかったです、、、

納付方法

納付書が届かない場合には、どうやって納付したらいいんだ!!

と悩む方もいるでしょう。

実は

e-Tax

を使って納付することができます。

納付手順

e-Taxにおける納付の手順を紹介します。

e-Taxにアクセスします。

「ログイン」をクリックします。

https://www.e-tax.nta.go.jp/

「法人の方」を選択します。

https://www.e-tax.nta.go.jp/mypage/index.htm

開いた画面で利用者識別番号とパスワードを入力します。

ログイン後パスワードを変更する旨のメッセージが出てくることがありますが、スルーしてください。

その後「お知らせ・受信設定」をクリックします。

基本情報の登録が完了していない場合には、マイページから必須事項のみご登録ください。

受信フォルダに「法人税及び地方法人税予定申告書提出についてのお知らせ」が来ていたらクリックしてください。

納期限一ヶ月前になっても、この通知が届いていない場合には予定納税はありません。

「納付情報登録依頼の参照作成へ」をクリックして下さい。

下までスクロールし、「次へ」をクリックいします。

右下にある送信をクリックします。

はいをクリックします。

次にトップ画面に戻り再度「お知らせ・受信設定」をクリックします。

「納付情報登録依頼」が2通届いているはずです。

法人税地方法人税の2通です。必ずセットで通知がきます。

まずは

法人税

の方をクリックしてメッセージを開いてください。

メッセージをスクロールすると、「インターネットバンキング」か「スマホアプリ納付」か「クレジットカード納付」を選択することができます。

好きなものを選んで納付してください。

インターネット納付

インターネット納付を選択すると、金融機関を選択する画面に行きます。ご自身が選択したい金融機関を選択しましょう。

納付金額が30万円を超える場合にはおすすめの納付方法です。

スマホアプリ納付

スマホアプリ納付を選択すると、QRコードが出てきます。スマホでQRコードを読み取り納付の手続きをしましょう。

公式では30万円までしか納付できないことになってます。

クレジットカード納付

クレジットカード納付を選択すると、下記ページに移行します。

https://kokuzei.noufu.jp/etax

各項目を入力して納付しましょう。

手数料が発生します。

地方法人税について

法人税の納付手続きが終わったら、

地方法人税の納付

も必ず行いましょう。

忘れがちです!!

消費税について

消費税については、従前と同じく納付書が届きますので、例年の通り納付書にてご納付いただくこともできます。

もし法人税と同じ方法で納付したいのであれば、お知らせ・受信設定から法人税と同じ方法で納付手続きしてください。

消費税に関する通知も届いています。

都道府県税・市町村民税について

都道府県税・市町村民税については、従前と同じです。

納付書が届きますので、例年の通りご納付ください。

まとめ

今回は予定納税の納付方法について解説しました。

まとめると下記の通りです。

・法人税と地方法人税の予定納税は納付書が届かない

・e-Taxから納付手続きをしよう

・地方法人税の納付を忘れないように

今回もお読みいただきましてありがとうございました。

よい一日を!!