検証「警鐘」:日本の相続税における「簡易接触」急増と無申告調査トレンド2025年への展望 ― 詳細分析

みなさんこんにちは、税理士の岩本隆一です。無申告や税務調査を多く取り扱っている税理士事務所を営んでいます。(いつでもお問い合わせください!!)
マジでヤバい!相続税の「簡易接触」が爆増中!!
今日は超重要な話をします。相続税の世界で今、ガチでヤバいことが起きてるんですよ…。
それが「簡易接触」の爆増です。「なにそれ?」って思った人、多いと思います。簡単に言うと、税務署が「あのー、ちょっとお話があるんですけど〜😊」みたいな感じで軽く接触してくるやつです。電話だったり、お手紙だったり、「ちょっと税務署に来てください」みたいな感じでやってくるヤツですね。
これがですね、超絶ヤバいことに増えてるんですよ。国税庁の最新データ見てみましょう。令和5事務年度では、この簡易接触が前年度比でなんと125.2%増なんです。数字で言うと18,781件!
いやー、マジですか…ってレベルですよ。
しかも怖いのは増えてるだけじゃないんですよ。「効果」も上がってるんです😱
- 簡易接触による申告漏れの発見件数:前年度比137.8%増
- 申告漏れ課税価格:前年度比139.0%増
- 追徴税額:前年度比140.8%増
もうね、税務署さん本気出しすぎでしょ…って感じですよね。
ついでに1件あたりの追徴税額(本来払うべきだった税金+ペナルティみたいなヤツ)も65万円と、前年度の58万円から12.5%アップ。じわじわと上がってきてます。怖すぎ。
税務署が「ビッグデータ×AI」で納税者を把握するようになった件
なんでこんなことになったのかって言うと、国税庁のITリテラシーがマジで上がってるからなんですよ。今や税務署は「データ分析のプロ集団」になりつつあります。
中核になってるのが「KSK(国税総合管理)システム」ってヤツ。これ、全国の税務署をネットワークでつないで、あなた(+あなたの家族や関係者)の過去の確定申告、持ってる財産、各種届出とかの情報を全部まとめて管理する超絶データベースなんです。
このシステム使うと、亡くなった人の生前の所得や財産状況から「この人はこれくらいの財産持ってたはず」って推計して、実際の相続税申告と照らし合わせできるんですよ。「あれ?🤔申告額少なくない?」「ん?申告必要なのに出してなくない?」みたいなのをAIが自動検出しちゃう感じ。
最新版のAIモデルで「この人、申告漏れしてそう度」みたいな予測もやってるらしいです。もはやマイノリティ・リポート状態ですね(笑)
さらにヤバいのが「CRS(共通報告基準)情報」です。これは超簡単に言うと「海外の銀行口座丸見えシステム」です。日本人が海外に隠し口座作っても、その情報が自動的に日本の税務署に送られてくる仕組み。もう海外に資産隠せない時代なんです…😭
実地調査と無申告調査も強化されてる
「簡易接触」だけじゃなく、本格的な実地調査(税務署の人が実際に訪問してくるヤツ)も増加中です。令和5事務年度は8,556件で、前年度比104.4%増。
特に注目したいのが無申告への対応です。無申告(申告すべきなのに出してない)への実地調査は690件と微減してるんですが、1件あたりの追徴税額がなんと1,787万円!前年度から113.8%増なんです。やばすぎでしょ…
つまり、無申告に対しては「数より質」で、厳選した上でより厳しく取り締まる方向に進んでるってことですね。令和5事務年度の無申告事案の追徴税額の総額は123億円で、平成21事務年度以降で最高額らしいです。マジか…
国税庁の「二段構え」の恐ろしさ
この流れからわかるのは、国税庁がニクい二段構えの戦略をとってるってことなんですよね。
- 広く網を張る → 「簡易な接触」で中小の案件も見逃さない
- 重点的に打撃を与える → 悪質な案件には「実地調査」で深くメスを入れる
これがどういうことかというと…
- ちょっとした誤りでも「簡易接触」で捕まるリスクが上がってる
- 悪質な無申告には超重いペナルティがくるように調整されてる
もうね、逃げ場ないっすよ…😱
申告漏れで狙われやすい財産トップ3
国税庁の統計見ると、申告漏れで一番多いのは「現金・預貯金」と「有価証券」なんですよね。令和5事務年度の申告漏れ財産の4割が金融資産なんです。
なんでかって言うと、不動産とかだと評価方法でモメることが多いんですが、預金とか株とかだと「これだけ持ってましたよね?」って客観的に指摘しやすいからなんですよね。
特に要注意なのが「名義預金」!これは形式上は奥さんや子供の名義になってるけど、実質的にはお父さん(被相続人)のお金ってヤツ。税務署、ここめっちゃ厳しいです。
バレたらどうなる?ペナルティの恐怖
相続税でやらかすとどうなるか、具体的に見てみましょう。
過少申告加算税
申告はしたけど申告額が足りなかった場合のペナルティ。調査後に修正申告すると追加納税額の10%(一部15%)取られます。でも自主的に修正申告すれば免除されるので、気づいたら早めに修正するのが吉!
無申告加算税
期限までに申告しなかった場合のペナルティ。自主的に期限後申告したら5%、調査前に申告したら10〜15%、調査後だと15〜20%も取られます。さらに過去にもやらかしてると10%上乗せとか鬼畜設定です。
重加算税(マジでヤバいヤツ)
意図的に財産を隠したり嘘ついたりした場合の超重いペナルティ。過少申告なら追加本税の35%、無申告なら40%と激重です。令和5事務年度では971件もの人がこの重加算税を食らってます。コワ…😨
延滞税
納期限(相続開始を知ってから10ヶ月以内)までに払わなかった場合に発生する利息みたいなもの。現在の税率は、納期限から2か月以内なら年2.4%、それ以降はなんと年8.7%!🔥 これクレカの利息より高くない?
例えば意図的な無申告がバレたら、本来の相続税に加えて、40%の重加算税、さらに納付完了まで最大年率8.7%の延滞税がのしかかります。某事例では、追加の本税500万円に対して、ペナルティだけで約180万円(!)も追加負担になったそうです。
怖すぎるので真面目に申告しましょう…マジで…。
2025年に向けてどうする?超実践的な対策5箇条
これからも「簡易接触」の嵐は続きそうです。しかも国税庁のAI・データ分析能力はどんどん進化してく予定。もう逃げられない時代なんです。
じゃあどうするか?実践的な対策を5つご紹介します:
- ガチで正確な申告を → 計算や評価を正確に。国内外の全資産(名義預金も含む!)を漏れなく申告するのが絶対条件
- 証拠は全部保管 → 評価明細、契約書、銀行取引記録など、申告の根拠になる書類は全部キチンと保管しておく
- 国税庁の情報力を甘く見ない → 「バレないっしょ」という考えは捨てる。KSKシステムとCRSで税務署はかなりの情報を持ってます
- 期限は絶対守る → 申告と納税は、10か月の期限内に必ず!遅れるとペナルティがどんどん増えていきます
- 専門家に早めに相談 → 相続財産が複雑、海外資産がある、評価が難しい資産…などの場合は、早めに相続税専門の税理士に相談するのが正解
相続税って本当に複雑で、しかも年々執行が厳しくなってるんですよね。「自分でなんとかしよう」と思わずに、ぜひ専門家の力を借りてください!
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